「ウーロン茶、紅茶はつくれるのか?」というチャレンジもしてみました。
お茶摘みから帰ってきた後、日光に当てて萎れさせたかったのですが、太陽も沈みかけてうまくいきません。
電子レンジの発酵モード、こたつの下など、思いついたことを試してみました。発酵したらどうなるかの知識がない為、かなり強引です(笑)。
ホットプレートを2台使っているので、こたつの時はブレーカーが落ちてしまうことも。
不安なままつくってみたウーロン茶は発酵不足だったようです。
しかし、熱風乾燥など、つくり方が緑茶とかなり違った為か、味、薫り、飲んだ後に残る味も日本茶ではない風味です。
「言われて飲めばウーロン?」という弱気なお茶が出来あがりました。
次の日に太陽が昇ってから、発酵の再挑戦です。
充分萎れた後、揉んで葉を傷つけて発酵させると、全体的に茶色に変色、また茶葉が発熱し、これが発酵だとわかりました。
出来あがったお茶も濃い茶色に。見た目はまったく違うお茶となりました。
最終的に仕上がったお茶たちを並べてみると、こんなにたくさんつくっていたのかと驚きです。
つくり手のこだわりで、茶葉にいろいろな名前が付いていて面白いことになっていました。
「ナチュラル」、「高級1~3」(同じ茶葉なのに?)、「蒸し」、「オーブン仕上げ」等等。
緑茶と紅茶を淹れ比べると色の違いが鮮明に。この時はとても嬉しかったです。
みんなで飲んでみると、緑茶は薫りよく味もしっかり。抽出時間は長くなりましたが、とてもおいしいお茶に仕上がりました。
紅茶は、ウーロン茶と紅茶の間くらいの発酵だったのでしょうか。それとも火入れの加減なのかな、という疑問が残りましたが、まさしく発酵茶の味を楽しめました。
こちらは、お友達のお母様がつくってくださったお茶の葉や山菜の天ぷらです。贅沢な春のおいしさをいただきました。
1回転に2~3時間かかるお茶づくり、時間的には少し大変でしたが、今回もたくさんの謎や発見がありました。
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